AIって何?AIの歴史と現在

昨今話題になっているAIって聞いたことはあるけど、「コンピューターが自動でなんかやってくれる」くらいの認識しかない方も多いと思います。

それもそのはずで、実はAIには明確な定義は決まってなく、何をAIと呼ぶのかは企業や研究機関によっても異なるようです。(一応、人間の知能や行動を再現したコンピューターシステムまたはソフトウェアを総称してAIと呼ぶみたいですね)

AIの歴史

人が知能を人工的に作ろうと考え始めた歴史は意外と古く、紀元前8世紀のギリシャの叙情詩「イーリアス」では人間の形をした生命体を作り出す描写があるらしいです(昔も今も従順で優秀な駒が欲しいのは変わらないってことなのか…)

第一次AIブーム

最初のAIブームが起こったのは、1960年代、当時は迷路やチェスなどの簡単なゲームをさせたり、言葉を機械翻訳するなどの開発が行われたようですが、単純なことはできても、複数の要素が絡み合った問題は扱えなかったりして、熱が冷めていきました。

第二次AIブーム

第二次AIブームは1980年代、コンピューターに特定の知識を与え、その知識を元に問題解決をするエキスパートシステムの研究・開発が盛んに行われました。現在では、これまでの履歴などから分析して商品を進めるレコメンドシステムなど、蓄積した情報を元に最適解を求めるようなシステムに使われています。ただ、この頃はまだ人力でコンピューターが理解できるように入力する必要があり、膨大な時間がかかっていました。(いろんなジャンルの情報を入力することは物理的に無理だったため、当時は特定領域の情報に限定していたようです)

第三次AIブーム

第3次AIブームは2000年代から現在まで続いており、インターネット上のデータ(ビッグデータ)からAIが自分で情報を習得する機械学習ができるようになり、しかも自分で特徴を学習し認識する、ディープラーニングができるようになり、現在では日々目覚ましい成長を遂げています。(現在では画像、音声、動画もAIで作れるようになってきましたね)

日本でAIって使われてる?

2024年8月の日本の調査では生成AIの認知率は約75%ありますが、利用率は約12%と知ってはいるけど使ったことはない、という人がほとんどのようなので今後利用していくかたは増えていくのではないでしょうか?(海外での利用率は日本の3〜5倍あるので、むしろ活用していかなければならないかもしれません)

日本でAIを開発している企業もありますが、私たちがよく目にするChat−GPTみたいなものではなく、特定ジャンルのデータ分析などに用いるなどの業務効率化に使うための企業向けに開発しているものが多いようです。

まとめ

現在AIについては、生成した物や学習元のデータの著作権などの法整備が進んでいなかったり、参照するデータが誤っていて間違った情報が出てきたり、問題点も様々にありますが、それでも便利なものであることには変わりないので、今後も発展していくことは間違いないので無料のもので検索してみるなど、少しずつ触れてみるのはいかがでしょうか?ちなみに、AIって何?とChat–GPTに聞くと下のような回答が返ってきます(笑)

参照

AIの歴史https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc142120.html

AIの認知度
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=639#:~:text=生成AIの認知度,が明らかとなった%E3%80%82

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA036VW0T00C24A7000000/

日本のAI開発
https://shift-ai.co.jp/blog/3069


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